やきたてクロワッサン
掲載日:07/07/24 更新日:07/12/20
ストーリー
美月以外のルートでは捻りがなく、シフトと分かりやすい選択肢でルートが決定していくようなシナリオである。
しかしストーリーとして語れるような内容が非常に少なく、主人公の記憶喪失のようなベタな設定も生かせているのかいないのかといった具合である。
そんなストーリーであるが、加点事由となるような要素は存在しなかった。
キャラクター
3人の姉と風紀委員、後輩、シングルマザー(未○人は禁止語です)が攻略キャラである。
それぞれ、常識的に考えてなんら問題とはならないだろう。姉らは未だ親が籍を入れていないようであるし、風紀委員は同級生、後輩はひとつ下、もうひとりの人に至ってはただの年齢差カップルである。
よって、この項目での加点は無い。
シチュエーション
タイトルに「姉」と入っているにも拘らず、シチュエーションにそれ程「姉らしい」要素は絡んでこない。多少美月にはそれらしさがあるが、小雪などはひとつ上であるだけだし、悠花も年上の女性という意味の「お姉さん」に留まっている。
姉に関して濃密なシーンシチュエーションの描写などあればシチュエーションでの加点事由を認めたのだが、それ程濃いわけでもないのでこの項目での加点は無い。
ゲーム性
このタイトルはストーリーの項でも述べたが、結構シナリオが薄い。しかし、そんな薄いシナリオにも拘らず、1周にHシーンが平均して3回程度存在する。
俯瞰的に見て、Hシーンの占める割合が大きいように見えることを加点事由とするのがひとつ。あとは大したことでないかも知れないが、三姉妹と急に姉弟関係になると言うそれっぽいコンセプトもその事由と看做し、2つのみでこのタイトルはこの点数を規定する。
立場
特に立場の観点から語るようなことも無い。よってこの項目での加点も無い。