歌月十夜
掲載日:06/11/12 更新日:07/11/28
ブランド | TYPE-MOON |
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点数 | 2.51 |
加点理由 | シチュエーション・キャラ |
ストーリー
このストーリー形態は、言うならば多重円環構造である。つまり一定の期間をループすると言う構造を取っており、1つ前の円での行動の違いが次の円でのブレを生み出すといった構造ということだ。
そんなストーリーはファンディスクとして完成度の高いものである。テキストもイベントの仕掛け方も申し分無いと思う。結論はと言えば、この項目に加点理由となるものは無い。
キャラクター
ここを読んでいる人には明らかかと思うが、もちろんレンである。
夢魔であるレンだが、その人間化した姿は明らかに幼い。同人でも色々書かれているように少し犯罪の匂いがする様な気が、しないでもない。そもそも人でないので現在存在する法的な倫理観による忌避ということには当てはまらないのかもしれないが。
色々言ったが、ここに加点事由は存在しているとする。
シチュエーション
タナトスでの両手に華なシチュエーションがわずかに加点理由になっている。本当にドロドロしている。色々な意味で。
このタイトルに於いてHシーンと言ったらタナトスかレンしかない訳だが、レンはシチュエーションでは加点しない。シチュエーションに加点事由があるわけではなく、あくまで姿形の問題であるからだ。
結論として、ここで加点されるのはタナトスの双子だけとなる。
ゲーム性
コンセプトはファンディスクであるこのゲーム。月姫をプレイした人にしか分からない内容であるが、内容に加点事由は無い。よって加点理由にはならない。
立場
普通のファンディスクだ。元となる月姫とこれが同値なことからも分かるように、立場による加点はしていない。階層が違わないので、立場での加点にはならないのだ。
裏を返せば、階層が大きくずれると多少立場で加味しなければならないこともあるかも知れないということだ。